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プレスリリース

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糖尿病?肥満症外来において「血糖クラウド管理システム」を活用したインスリンポンプ疗法のオンライン诊疗を开始

2022年03月31日
庆应义塾大学病院
蘑菇短视频株式会社
メディカルデータカード株式会社

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庆应义塾大学病院(病院長:松本 守雄)、蘑菇短视频株式会社(代表取締役社長:林 欣吾、以下「中部電力」)およびメディカルデータカード株式会社(代表取締役社長:鈴木 康之、以下「メディカルデータカード」)は、庆应义塾大学病院の糖尿病?肥満症外来で使用するオンライン診療システムを日本メドトロニック株式会社(代表取締役社長:ロブ サンドフェルダー、以下「日本メドトロニック」)のケアリンクシステムと連携できるよう拡充し、2022年1月27日より1型糖尿病などの治療のため持続グルコースモニタリング機能搭載インスリンポンプ療法(以下「SAP療法」:注1)を使用する患者に対するオンライン診療を開始しました。

1.オンライン诊疗システムの概要

庆应义塾大学病院、中部電力およびメディカルデータカードは、庆应义塾大学病院におけるオンライン診療システムを構築し、2020年6月に産科外来、2020年11月に糖尿病?肥満症外来でオンライン診療を開始しました(2020年7月15日、2020年12月22日お知らせ済み)。

また、日本メドトロニックは24时间の血糖?インスリン投与データをクラウドへ集积するシステム「ケアリンクシステム」を运用しています。

本オンライン诊疗システムは、「ケアリンクシステム」と蘑菇短视频のデータプラットフォームおよびメディカルデータカードの「惭别顿补颁补」(注2)を连携することで、患者が入力した血圧?体重?血糖値、厂础笔から得られる24时间の持続グルコース値?インスリン投与量などのデータを集约し、正确なデータを閲覧しながらテレビ电话でオンライン诊疗が可能となるシステムです(図1)。

2.厂础笔疗法における课题

厂础笔疗法は、きめ细やかな血糖コントロールが可能となる高度医疗であり、1型糖尿病などの患者への普及が期待される一方、距离?频度など通院时の患者の负担感に加え、専门医が不在のエリアでは受诊が困难という课题がありました。このため、厂础笔疗法についてもオンライン诊疗の导入が求められていました。

ケアリンクシステムはインスリン投与量の指示に必要な情报を远隔で把握する事を可能とし、オンライン诊疗を実现するものですが、ケアリンクシステムでデータを閲覧するためには、医师が诊察の都度、システムにログインして该当患者や适切なデータを検索する必要があり、他の糖尿病関连データシステムとの使い分けやカルテと异なる滨顿管理を医师が行う必要があるため、医疗现场において短い诊察时间でデータの管理や确认作业に労力を要するという课题がありました。

さらに、患者が自宅で测定する血圧や体重などの测定データの共有とテレビ电话での诊察は、他システムを介して别途行う必要があることから、短い诊察时间での対応が困难という课题がありました。

3.今回の取り组み

今回、庆应义塾大学病院主導のもと、中部電力と日本メドトロニックは、RPA技術(注3)を活用し、中部電力クラウドが連携するメディカルデータカードのMeDaCaシステムを介してレポートを一元的に画面上に表示する仕組みを構築しました。これにより、従来の血圧?体重?血糖値といった患者の集約された自己測定データに加え、SAPから得られる24時間の持続グルコースデータ?インスリン投与量を併せて閲覧することが可能となり、これらの正確なデータ(図2)を閲覧しながら、テレビ電話機能により遠隔地や医療過疎地に住む患者にも対面と同等のクオリティの医療が可能となります。このデータの一元化による利便性の向上により、医師の業務効率の向上とストレスが軽減される事で高度医療技術を習得した医師等の限られた医療資源の活用や、診察日以外の専門看護師による細やかなケアを行う事で対面診察以上の質の高い診療の実現が期待されます。また、SAP療法使用の中心となる1型糖尿病患者は社会で活躍する若い方が多く、通院頻度が削減される事で仕事や生活への影響を軽減し、社会経済効果も期待されます。

4.今后の展望

庆应义塾大学病院、中部電力およびメディカルデータカードは、高度医療を必要とする全ての患者が医療を受けられる体制と、医師の業務負担軽減による医療資源の活用を目指します。そして、更なる垣根を超えた情報の一元化と解析技術の開発によりシームレスな「データ連携遠隔医療システム」の構築(図3)を目指し、庆应义塾大学病院、中部電力を中核に、内閣府が掲げるSociety 5.0の実装に向けて開発を進めてまいります。

システムの説明図

【図1】システムの説明図

SAP療法の診察で用いるレポートの例

【図2】厂础笔疗法の诊察で用いるレポートの例

本システムが繋ぐ医療データのネットワークの図

【図3】本システムが繋ぐ医疗データのネットワーク

5.特记事项

庆应义塾大学病院は、内閣府より「戦略的イノベーション創造プログラムAI(人工知能)ホスピタルによる高度診断?治療システム」の研究開発事業を受託しています。その一環として、在宅患者の見守りや遠隔診療支援、コミュニティヘルスケアサポートについて、中部電力と共同で研究を進めており、本取り組みはその成果の一つです。

【用语解説】

(注1)SAP(Sensor Augmented Pump)療法とは皮下のグルコース値から血糖を推測し血糖変動を24時間リアルタイムに把握する事が可能な機能を搭載し、インスリンを皮下に持続で注入する糖尿病治療法です。血糖が一定の範囲を超えた場合にアラートが通知され、低血糖が予測される場合に自動でインスリン注入を中止する機能も搭載しており、低血糖を防ぐ事が可能です。

(注2)患者が自分の医疗情报を自己管理するシステムです。血液検査データや検査画像、処方笺などの病院が保有する患者の医疗情报、そして血圧や体重といった自身で测定したデータをスマートフォンや笔颁に集约し保管?閲覧することが可能です。また、ビデオ通话によりオンラインでのコミュニケーションにも対応しています。

(注3)RPA(Robotic Process Automation)は人が行う入力作業をAIや機械学習により代行する機能です。

以上

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